コラム - アクセス解析【PIERROT】

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コラム

No.2 SEOと、検索エンジンの有効利用

2006/02/26

　ホームページに到着するルートとして以下のものがほとんどと思われます。

１．検索エンジンの検索結果から (サンプル)
２．メール・ウェブの広告、メールマガジンから
３．他サイトからのリンク (サンプル)
４．本・雑誌・新聞・テレビ・ラジオ・広告などのメディアから

費用の面から考えると、すぐに実行できるのは１・２・３になります。
検索エンジン対策を行うことで、アクセス数が激増し、閲覧者の反応も顕著に見ることが出来ます。
その検索エンジンの使い方から考えてみましょう。

検索エンジンに対する戦略をＳＥＯと言います。検索エンジンで上位に表示されることでクリックされる可能性が高くなりますので、どうすれば上位に表示されるのかが重要です。
まず、自分のサイトの内容を考慮して、検索キーワードを決定します。そして、自分のサイトに対してSEOを施します。

・キーワードをホームページの中に適度にちりばめる。
・キーワードを<string>タグ、<h1>タグなどでくくり強調する。
・HTMLヘッダーのタイトルにキーワードを含めた簡単な説明を入れる。
・<meta>タグでキーワードやサイトの説明文を設定する。
・TABLEタグを深くせずに、出来ればCSSで画面を生成する。
・<a>タグでのリンク時に、title=""でリンクの説明文を記述する。
・<img>タグで画像を表示する時に、alt=""で画像の説明文を記述する。
・HTMLの出来るだけ上部にキーワードを設置する。
・各サイトにパンくずリンクやメニューを設置し、行き止まりのサイトを作らず、必ずトップページに戻れるようにする。

サイトに対して簡単に出来ることは、上記のようなものがあります。
そして、それが終わったら、次は各検索エンジンへの登録作業です。
YahooやGoogle、他検索エンジンに片っ端から登録しますが、その際、使用するメールアドレスにはご注意下さい。
一括登録などをした場合、メールマガジン・広告メールが1日に4～500通ほど届いてしまいますので、メインで使用しているアドレスでは絶対に登録せず、フリーのものをお使い下さい。

次に３の他サイトへのリンクの依頼をするようになります。メジャーなサイトから数多くリンクされること、同ジャンルのサイトからリンクされていることも大事な項目になります。
相互リンクを張ってもらえるように依頼してみて下さい。リンクを張るのは出来るだけ静的なHTMLで、引数の多いCGIで表示しているページは避けてもらい、必ずトップページからリンクされているページにお願いして下さい。

他には、サイト自体が更新されているか、不正なSEO対策がされていないか、独自ドメインでアクセスできるかをご確認下さい。

検索キーワードを決める際、どのキーワードにするかはとても重要です。よくあるキーワードで上位に表示させるのはとても難しいので、あまりないキーワード、もしくは複数のキーワードを組み合わせることを考えて下さい (サンプル)。
実際、アクセス解析の結果を見て、自分のページはどんなキーワードで検索されて、たどり着いているのかを把握して下さい。
キーワード解析の結果から、２つのキーワードを組み合わせてアクセスしてきているユーザがいることがわかります (サンプル)。また、マイナーなキーワードでも、検索結果上位10件以内に表示されているものもあるはず。それをメインに据えることで、そのキーワードからの集客を狙う手もあります。

検索エンジンの使い方には、キーワードの契約、アドワーズなどもあります。キーワードの契約は、そのキーワードで検索された場合、上位１～３位ぐらいに必ず表示させるものですが、料金が高く個人が行うには費用対効果が難しいと思われます。
逆に、アドワーズは検索結果の画面に広告を表示するもので、クリックされる毎に料金がかかるもので、低料金で始めることができます。
まず、こちらで広告を出してみることをお勧めします。安いものであれば、１クリック5円ぐらいで表示させることが出来るものもありますが、メジャーなキーワードだと1クリック1000円を超えるようなあり得ないぐらい高価なものもあります。平均して、1クリック10～20円ぐらいのものが多く、そのキーワードに興味のある人に対して表示される広告ですので、一度利用してみる価値はあると思います。

No.3 メールマガジン/WEB広告からのアクセス数アップ